あせらない おこらない 起こさない
●あせらない
おねしょをするのは、あなたのお子さんだけではありません。5歳では7〜8人、10歳でも20〜30人に1人はおねしょをします。大きくなるにつれて自然に治るので、あせらずに待ちましょう。
●おこらない
おねしょをした子は、心の中で「しまった」と思っているものです。そのうえにおこられては、本人の不安がますばかりです。家族みんなが自分をあたたかく見守ってくれるんだという安心感が大切です。
●起こさない
発育ざかりの子どもは深い睡眠をとっているのが普通で、その深い睡眠こそが排尿機能だけでなく、全身の成長発達に欠かせません。夜中に起こしておしっこをさせるのは、あまりよい方法ではありません。
おねしょの観察
何時ごろにおねしょをしたのか、たくさんか少ないか、などを毎日メモしておいて、主治医に教えてください。お子さんのおねしょがどんなタイプか、よくなっているか、などを判断するのに役立ちます。
おねしょのタイプはさまざまなので、治療もいろいろです。うまい話にとびつかず、主治医のアドバイスを受けながら根気よく治していきましょう。
★★ 院長より一言 ★★