心臓、血管、腸などの働きを調節している自立神経のバランスが乱れることによりおこります。かぜをひいたり、無理をしたりして体調がわるいときにおこりやすくなります。
立ちくらみ、おなかの痛み、頭が痛い、のりもの酔いなどの症状がでます。
どうして立ちくらみがおこるのか
起立すると、体の血液は重力により下半身に集まろうとしますが、下半身の血管をひきしめてそれをくい止めようとするのが自立神経なのです。自律神経が乱れると血管は下半身に集まり、脳貧血の状態になり立ちくらみや動悸がおこります。
家庭で気をつけること
規則正しい生活をすることです。夜ふかしや朝ごはんをぬいたりしないことです。
治療
症状が強いときは薬を飲むこともあります。
将来
成長とともにしだいによくなりますので心配はいりません。
こんなときはもう一度診察を
症状は長びくものですが、薬をもらってもなかなかよくならない場合は、主治医の指示のとおりに、定期的に通院してください。
★★ 院長より一言 ★★