★母乳哺育のメリットとは?
1)母乳は消化しやすい。
2)母乳栄養の子は病気にかかりにくい。
3)母乳栄養の子はアトピー性皮膚炎や喘息になりにくい。
4)母乳を飲ませることにより、母と子の愛情の絆がしっかりとできああがります。
5)必要なとき、すぐに飲ませることができますし、また安価です。
6)お母さんにとっても、メリットがあります。
○赤ちゃんが乳首を吸う刺激が子宮の収縮を促し、産後の子宮の回復を早くしてくれます。
○乳癌にかかりにくいともいわれています。
★お母さんが薬を飲んだとき、母乳を与えてもいいですか?
お母さんが飲んだ薬の一部は母乳の中に移行しますが、ほとんどの場合、その量は1パーセント以下で問題となることはありません。
問題となるのは、お母さんが薬を大量に飲む、あるいはずっと継続して飲んでいる場合です。薬によって違いますので、飲んでいる薬の名前と量を知らせてください。調べてお答えします。
★★ 院長より一言 ★★
母乳を与えているお母さんが病気でかかられるときは、その事を診察時にお伝えください。母乳でも安全な薬を処方します。
母乳栄養児のほうが乳幼児突然死症候群(SIDS)にかかりにくい、といわれています。
母乳だけで育てているとビタミンKが不足し、生後1ヶ月ころ頭蓋内出血を起こす危険があります。しかし、現在は生後間もなくと、生後一週間目、生後一ヶ月目にケーツーシロップを飲ませることにより、その危険がなくなりました。