生まれて数日から数週の赤ちゃんの目が涙目になったり、目やにが続くことがあります。これは涙が鼻に流れ出すための排水管(鼻涙管)の通りがわるいからです。
半数以上が生後2か月くらいで、残りの半数も1歳までには鼻涙管の通りがよくなって自然に治ります.
家庭でできること
① 涙をふく:涙目だけで目やにがないときは、何もする必要はありません。こぼれた涙をふきとってあげるだけでいいでしょう。
② 目ぐすりをつける:黄色い目やにが多いときは、処方された抗菌薬目ぐすりをつけましょう。
③ 目がしらマッサージ:涙の通りをよくしたり目ぐすりが効きやすくなるように、目ぐすりをつけたあとに、目がしらから下にむけて数回マッサージしてみましょう。
眼科では
細い針金のようなものを鼻涙管に入れて、涙の通りをよくしようとすることもあります。しかし、90%以上が1歳までに自然に治るものですから、気長に待つことをおすすめします。
★★ 院長より一言 ★★