数年おきに流行します。うつってから2〜3週間後に、赤くて小さな発疹が体中にでます。熱はまったく出ない子から3日間高熱が出る子までさまざまですが、いずれにしても3日で治ります。「三日ばしか」ともいわれますが、はしかとは違うので、「はしかにかかった」などとふれまわらないように。それを聞いた他のお医者さんが混乱します。
治療
頭痛や関節痛、発熱がみられるときには解熱薬や痛み止めを、かゆみが強いときはかゆみ止めを処方します。
家庭で気をつけること
熱がなくて元気でも、発疹が消えるまでは家の中にいてください。食事その他、いつもと同じ生活でかまいません。
こんなときは診察を
①ぐったりして元気がないとき。
②熱が3日以上続くとき。
保育所・学校
熱もなく、発疹がすべて消えたら行ってもかまいません。
妊婦に近づかないで!
妊娠初期に風疹にかかると、生まれてくる赤ちゃんの目や耳や心臓に障害をきたすことがあります。風疹の子を、妊婦や妊娠しているかもしれない人に近づけてはいけません。妊婦が風疹にかかったかもしれないと心配になったら、産科の先生に相談しましょう。
★★ 院長より一言 ★★