溶連菌という細菌がのどに感染して、のどの痛み、熱、体や手足の発疹などが出ます。舌はイチゴのようになります。うつる病気です。
治療
のどの検査で溶連菌がいることがはっきりしたら、抗菌薬を10〜14日間飲みます。1日か2日で熱が下がり、のどの痛みも消えます。でも途中で薬をやめてしまうと再発します。薬をきちんと飲まないとリウマチ熱や腎炎をおこすことがありますから、指示どおりに最後まで飲むことが大切です。
家庭で気をつけること
①家族にもうつる:きょうだいや両親に同じような症状があれば、受診して、のどの検査を受けてください。
②食べ物 :のどの痛いときは、熱いものや辛いもの、すっぱいものは避けましょう。
③入浴 :熱がなければかまいません。
こんなときはもう一度診察を
①2日以上たっても熱がさがらないとき。
②のどの痛みが強くて水分をあまり飲まないとき。
保育所・学校
抗菌薬を飲みはじめてから24時間以上たっていれば、他の子にはうつりません。主治医の許可をもらってから登園(登校)してください。
★★ 院長より一言 ★★