扁桃は大きいだけでは心配ない
のどの奥、左右両側にある扁桃が大きい場合を扁桃肥大といいます。いびきの原因になったり、睡眠中に息を止めることもありますが、ほとんどは症状がありません。肥大しているだけでは手術する必要はありません。中学生ぐらいになると小さくなります。
手術が必要な場合は
①くり返し扁桃炎の熱を出すとき。
②扁桃に菌が住みついてほかの臓器にわるい影響をおよぼしているとき。
③扁桃肥大のために睡眠中の無呼吸(10秒以上)あるとき。
アデノイドの肥大
アデノイドが肥大すると、鼻の奥がつまった状態になるので、口で呼吸をしたり、いびきが強くなって眠りが浅くなります。また耳の奥への空気の出入りもわるくなって難聴になることがあります。注意力も散漫になってきます。
このような症状がみられるときは、手術をする場合があります。耳鼻科で相談してみましょう。
★★ 院長より一言 ★★
アデノイドは鼻の奥(のどとの境)にあり、口を開けただけでは見る事が出来ません。