頭を振る、うなずく、額にしわをよせる、まばたきをする、顔をしかめる、口をまげる、鼻をフンフンならす、つばを飲み込む、肩や手足をぴくっと動かす、思わず声を出すなど、いろいろなチックがあります。
本人がわざとやっているのではありません。
どんな子に多いのか
小学校低学年までの子にみられますが、不安や心の重荷、緊張などがきっかけでおこるようです。感じやすい、傷つきやすい、などの性格にも関係があります。
治療
ほとんどが一時的な「くせ」のようなものですから、心配ありません。チックのきっかけらしいことが思いあたれば、それを変えてみます。「ほらまた!」と注意したり、「やめなさい!」としかることは何の意味もありませんし、むしろ子どもがますます緊張して治りにくくなります。ご両親はあせらずに、無視していてください。あまり長びいたり症状が強くなってきたら、また主治医に相談してください。
★★ 院長より一言 ★★