子どもはよく膝や足が痛いと訴えます。痛みのようすはさまざまですが、夜になると足を痛がることが多いようです。医師の診察を受けても、とくに病気ではないと判断されたときに、いわゆる「成長痛」といわれます。成長痛という名前は、成長期の痛み、という理由でつけられたのでしょうが、骨の成長とは関係ありません。
痛みの原因
育ち盛りの子どもは筋肉や骨、関節も未完成でやわらかくできていますが、そのわりに活発に動きます。動きが激しいと疲れがたまって、痛みの原因となるようです。
治療
あたためたり、湿布をしたり、お風呂でマッサージをするのもよいでしょう。あまり痛いときには薬を使うこともありますが、その使いかたは主治医の指示どおりに。
痛みがくり返すときは
何度でも主治医に相談してください。何度も診察しているうちに隠れた病気が見つかることもあるからです。血液検査やレントゲン検査が必要な場合もあります。
★★ 院長より一言 ★★