小川小児科内科医院

小川小児科内科医院

静岡県富士市中野569-4  TEL 0545-36-0321

              ひきつけ(熱性けいれん)の再発予防

予防が必要なのは?

● ひきつけたのが1回だけなら、通常は予防の必要はありません。
● 2回ひきつけたら、この次から予防のための薬を使うかどうか、主治医とよく相談しましょう。ひきつけのようすなど、いろいろなことを総合して判断します。

予防の方法

●薬  :ジアゼパムという抗けいれん薬の坐薬や、飲みぐすりを処方してもらい、常備しておく
●いつ? :37.5℃〜38℃を越す熱が出はじめたとき、なるべく早く使う。8時間後も熱が続いていたらもう1回使う(このあとは熱が続いても使う必要はありません)。
●何年? :最後にひきつけてからおよそ2年間、または4〜6歳ごろまでは、熱が出るたびに使いましょう。
●注意点 :眠くなったり、ふらつくことがあります。ころんで頭をぶつけたりしないよう、見守ってあげましょう。
いっしょに解熱薬の坐薬を使いたいときは、先にひきつけの坐薬を入れ、30分たってから使ってください。
解熱薬を早めに使ったり頻回に使ったりしても、ひきつけを予防することはできません。

熱性けいれんと予防接種

熱性けいれんをおこした子でも、2〜3か月あれば予防接種を受けられます。主治医と相談してください。


★★ 院長より一言 ★★


ひきつけ(ねっせいけいれん)のさいはつよぼう

子どもの手

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